・歳とともに、エゴイスティックな抽象的すぎるクリエイティブが苦手になってきた
・娯楽としての映画はある程度のマジョリティ(多数派)支持を追及すべき
これらを高い次元で完成させている作品もありますが、この作品はベクトルが違うようです。この「恋愛睡眠のすすめ」という映画は「解釈を努力すると疲弊する映画」です。
10人いて、8人が感じるであろう「楽しそう!かわいいかも!」という反応を期待して観てしまうと幻滅します。おそらく大半は「意味不明!いらいらする!」という感じになってしまうかもしれません。
僕も昔はこの手のアプローチが好きでした…が、
今はもっと現実的で洗練されたものが好みになっています。
抽象的な頭の中を、解放できる手段を、現実社会のなかに沢山見つけたからということにしておきましょう。笑
映画、音楽、文学、それぞれが自由な表現の上に成り立つわけですが、ショウビズであり、聴衆からお金を取っている以上、大きく期待を裏切られる人が多数出てしまうような作品形態ではどうもうまくない。
「周波数が合う人だけに見てほしい」という言葉も、事前に「合う」「合わない」を確認できる機会を提供しないのでは、ただの「押しつけ」だなぁと。
年明け早々。
やはりどんなジャンルであれ、良いクリエイティブ(創造的なプロセス)を良いクオリティで提供しないといけないなぁと感じた次第でした。
アートとショウビズが意図的には同居できないと考えているゆえのエントリーでした!
ちなみにこの映画と比較して僕が評価できるのはビートルズの世界を独自に解釈した世界観とビジュアルでみせる「アクロスザユニバース」。是非。

