“仕事が出来る人”から生まれた「修悦体」

2009/06/16

修悦体の生まれ方がスバラシイ…一時有名になったので、もはや皆さんはもうご存知かもしれませんが、「修悦体」の作者であり、鉄道関連警備会社に勤める警備員の佐藤修悦さんのご紹介です。
(僕の故郷と同じ岩手出身)

修悦体とは文字形(フォント)の一つで、左の画像のようなちょっと個性的な文字のことです。
東京のとあるJR駅の構内工事の際、工事現場をさえぎるようにできた壁によって迷路のようになってしまった駅を使いやすくするために、ガムテープで文字を作ったのが最初といわれています。もともと、ただの歩行者誘導係だった佐藤さんは、自分が任命された仕事を効率的にするにはどうすべきかを考え、わかりやすい文字を壁に貼り誘導する事を思いついたのでした。

見やすく、わかりやすい創意工夫に満ちたこのフォントは、駅のみならずゲームタイトル・雑誌・映画タイトル・音楽アーティストのCDジャケット(改めて“CDジャケット”と聞くとなんか古く感じるのは僕だけですか??w)などに数多く採用されました。
もし佐藤さんが、

「この仕事をやっといて」

そういわれて、その仕事だけを形式的にこなす人間であったら、歴史に残る成果は生んでいなかったでしょう。仕事でもボランティアでも勉強でも自分が何をめざしていて、その目標に一番早く到達するにはなにが最も好ましいかを思考・発想・実行できる人とでは天と地ほどの違いがあるものです。

・目的達成のために最も良い道筋はなにか?
・上司にどうやって説得(提案)しよう?
・人が反応するものとはいったいどんなものか?今世の中にあり皆が使っているものは本当にイイものか?

当たり前と思っていることが、必ずしも正しいとは限らない。
発想の原点は、「8割の素直さと2割のひねくれ」が必要とはこういったことでわかりますね。

※写真はJR日暮里駅の看板です。もちろん文字はガムテープをカッターなどで切り貼りし作成されています。

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