久しぶりにセカンドライフにLoginしてみると…

2011/03/04

今からちょうど5、6年前、マスコミも雑誌でも大々的に取り上げられ、関連するサービスを提供する会社すらボコボコ立ち上がり、もしかして本当に世界を変えるのか??とさえ言われたリンデンラボ社の「セカンドライフ」。

バーチャル世界でのブランディングや販売促進の一環で多くの企業が参入し、車を運転したり、本を読めたり、オリジナルのグッツが手に入るといったプロモーションが展開され、「こんなサービス開始しました!」といったリリースが次から次へという感じでした。

美しい背景や建物が特徴でしたが、セカンドライフ内で動かすキャラクターの容姿が日本受けしにくいもの(欧米的)であったり、そもそもセカンドライフを楽しむ為に必要なPCの性能が高すぎたり、課金モデルに広く理解を得られなかったり、操作のヘルプ設計などが甘く動かし方が難しい、など、様々な要因が重なり結局急速にアクティブユーザーを減らしてしまった…というのが日本における流行り終息の流れでした。

その後セカンドライフのようなサービスに触発され、日本でもオリジナルのサービスが生まれましたが、生まれては消え、生まれては消えを繰り返し、最終的には最も日本になじんだ「かんたん」「かわいい」「つながれる」といった要素をブラッシュアップできたサービスが残るのみとなりました。

久しぶりにやってみようかと、ビューワーソフト(キャラクターを動かしたり、世界を観るソフト)をインストールし直し、昔作ったアカウントでログインすると…

「海の中でクマの乗り物の隣に立って」いました…

「????」

確かTOKYOという地域のカフェの椅子に座って、ログアウトしたような記憶があったのですが、これはびっくりしました。あのクマの乗り物は一体どこから…。

マップや標高といった考えが若干アップデートされたのかもしれません。(まさか、長くつかわれていないアカウントは水没?なんてことはないと思いますが…)。しかし自分が底から水面を見上げると、水の表現など、テクスチャの表示がかなりアップグレードして美しくなっており、それなりに進化は続けていたようです。

当然ながらちょっと動いてみた範囲ではアクティブユーザーはほとんどいません、なのでそれを利用して自分だけの世界として散歩するのは楽しいかもなぁとは思いました。

また、街の至る所に欧米風のマネキンのようなキャラクターが立っており、ちょっとしたクエストが楽しめるようになっていました。
僕がやってみたのは、「この木の箱を作るために必要なとんかち、を映画館の椅子に忘れてきたので取って来てくれないか?」というもので、若干違和感のあるオーダーではあったもののそれなりに楽しめそうでした。

これだけのデータが未だにアップデートされているとのことで調べてみると、ユーザーは微増しているようで、やはり収益としてなんとか成り立っているようです。一度凝ったものを作ったユーザーは継続的にそれを維持しようとするのでしょう。

「あの人は今」ではないですが、「あのサービスは今」という視点で動き回ってみると未来の潮流を今一度知ることが出来るかも知れませんね。

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