iTunesでのアプリ管理が重すぎて難儀な件と未来のAppleへ向けて

2011/01/26

iPhoneやiPadが広く普及し、iTunesに触れている人も多いかと思います。しかしながら、iTunesも完全ではなく、色々な不満を耳にします。

中でも多いのが、「動作が、今どきじゃないくらい遅すぎる」という話。(「今どき」を作ったのがiPhoneだったりしますから面白い話ですが)

個人的にも、ここは対策を急がないとナァと感じます。その理由は、Apple快進撃を支えるのがApp(アプリ)の存在が欠かせないからです。

自分の持っているアプリをさ~っと見ようにも、一度全部のデータを読み込んでからの挙動になるようで、アプリ所有数が多い人はスクロールバーを上から下まで動かす事すらままなりません。

サッと探して、クッと追加して、ターっと同期を終わらせたいのに、現状では、
ズヌゥ~ゥゥゥ…っと探して、うんしょっと追加して、ふぅ………と同期するという感じです(笑)

Appという考え方が、まだまだ新しい時代には、個人個人の所有するアプリの数も少なく、アプリ自体の容量も小さかったのですが、今は新しい市場が形成され、ある意味全盛期。また個人の所有アプリ平均数も70~100個ともいわれ、大きいものだと数百メガバイトのものもある事を考えると、今のiTunesでのアプリ管理の仕方はちょっと難儀です。

全データ(細かくなりすぎているファイル群)を読み込むまでの数分間~、操作を中断するというのはちょっと難しい。

市場が成熟してきて扱う情報も増えてきている時代に、
伝書鳩で情報のやり取りをしていては
やがて時代に取り残されてしまいます。

iTunesが音楽プレーヤーとしてだけ使われていた時代は過ぎ去り、アプリや映画、本といった大容量ファイルのためのメディアブラウザとなった今、ちょっと設計を見直す時期になっているのではないかと感じています。

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AppleはもともとMachintoshというパソコンを作っているメーカーでした。そしてAppleはMacOSというMachintoshでしか動かす事を許さないOSも開発していました(過去にうっすらと例外はありましたが)。僕ももはるか昔からのAppleユーザーです。
Appleのスタンスは昔も今も変わりません。それは、自社製品を管理するのはコア以外においても極力自社製品を望むということ。

でもサードパーティに何かをゆだねる事があってもいいのではないかなとおもうのです。同時にAppleの優れた広報力やデザイン力は特筆すべきものですが「Appleらしさ」を監理・監督する立場にシフトするのもまた、Appleらしさになるのではないかなとも思うのです。

Microsoftが世界のPC市場においてあらゆる部分を監理・監督できず、ちょっと面白味に欠けるブランドだと思われてしまったのはなぜか?
それはMicrosoftは人らしくなれなかったからじゃないかなと思うのです。Microsoftは科学であり、文学であり、歴史であり、経済だった。でも人じゃなかった。

人は楽しい物を好み、美しいものに惹かれ、喜びを分かち合いたい。

Microsoftが事業のなかでこの部分を大きく取り上げていたなら、AppleもGoogleも危なかったんじゃないかと思うわけです。

Appleには今以上巨大になっても、人らしさを忘れてしまって欲しくない。
だからこそ、天下の宝刀であるユーザビリティにはもっと気を配って欲しいとおもうのでした。

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