MacBook Pro の冷却対策(基本はきっちり!)

2010/01/23

Bootcamp!さてみなさん冬ですが、相変わらずMacBook Proは冷やしてますか~!去年は冷却台必須という事で夏を越えたわけですが…ここで、基本のおさらいです。なんと、案外知らない人がいたので一応。

結論からいいますと…

「Bootcamp上ではファンは2000rpmで固定です」

ここ案外ご存じない方が多い…。
これは相っ当重要ポイントで、BootcampにどのOS入れようかな~以前に最も重要だったりもします。ここをご存じないBootcamperさんは30分~1時間位でPCは切り上げてTVなど見た方がいいかもです。熱でハードが壊れてしまう前に…

要はOSXならファンは温度によって回転数を自動調節し、最大6000rpm(ここはハード上決まってます)まで回転して、CPUやGPU、マザーボード等を冷却してくれます。しかしながら、Bootcamp上(XPでも7でも)ではハードウェアコントロールをつかさどっているBootcampがその機能を持っていない為、ファン数は変動せず、使い方によってはホンの10分程であっさり危険区域まで温度が上がります。

熱でMacBook Pro(MacBook、iMac)など、PCが壊れたというケースではBootcampを愛しすぎたという傾向があるように思います。解決策はあるのですが、まずここは状況を把握してもらうため、僕流の答えは後でご紹介します。

まず最初は、冷却無し、ファン速度2000rpmのまま、プレーンにBootcamp起動のみのタスク対温度を示してみます。ここではOS例としてXP Proを使いました。ちなみに以下は東京の冬という温度感の中でです。室温は20度程度です(エコやってるので)。

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●簡単なニュースサイトのブラウジングのみ
CPU:30度台後半、GPU:40度台後半

●ゲームなど(インストール型3D)
CPU:60度台前半、GPU:70度台前半

●DVD観賞
CPU:40度台後半、GPU:50度台中盤

●Premiere Pro CS4を用いた動画編集
CPU:70度台前半、GPU:60度台後半
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う~む。
80度を超えると、熱暴走や、ハードウェアの故障確率がデッドラインを越えてくることを考えると単タスクで60度台~70度台をこなしてしまうとなると、複数動かすと…

ご想像の通りです。

ちなみにこれは冬の室内でですので、灼熱の気温にさらされる夏はすさまじいです。一度測ったことがありますが…簡単なニュースサイトのブラウジングのみで70度近くなります。あまりにもおそろしくそれ以上のタスクをし続けることはできませんでした。

そこで、冷却台を使おう!というエントリーを去年の夏に入れたのですが、このエントリーで書いているような内容は最低こなしているという前提でのエントリーでした。去年はそれは既知のことだよなという感覚でいてしまい載せませんでしたが、それではあまりにも不親切だ!という事で、基本のおさらいとして、BootcamperがPCを立ち上げたらまず最初にすべき温度対策をご紹介します。

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PCの電源を入れ、Bootcampを立ち上げ初期起動アプリケーションやドライバ読み込みまで待つ。砂時計が出なくなるまで待ちましょう。


Windows(Bootcamp)が起動し終わったのを確認したのち、「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」を起動しファン回転数を3500rpm~4500rpm程に上がるまで待つ。僕は夏なら5000rpm位にしたりします。
※このソフトはレジストリはいじりません
※このソフトはBootcamp.exe、KbdMgr.exeなど、Macのハードウェアコントロールソフトをいったん停止させる必要があります(起動すると英語で「全部終了させて良いですか?」と問われますのでYesで。OSは起動していますので一時的に輝度を変えられないといった事以外問題はありません。この作業中にiTunes聞いたり、映画見たりしても問題ありません)。


「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」をしっかり終了させる。
ファンの速度はこのソフトを終了した時点での速度を維持してくれます


Program Filesの中のBootcamp>KbdMgr.exeを起動し、Bootcampを復活させる。
「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」を終了させたら5~10秒くらい待ちましょう(Core2Duo2.4GHzなら5秒くらいできっちり終わってくれます)。これが中途半端のままKbdMgr.exeを起動してしまうと、フリーズのように固まりますがしばら~く待っているとBootcampが戻ってくることもあります(実際フリーズすることもありますので要注意!)。iTunesなど流している途中だったりするとこの間「んビーーーーーーー」っという音が流れたりします。


終了。


これを温度モニターをみつつ行います。慣れればほんの1分もかからずに終わる作業です。ファンコントロールアプリを起動して終わらせてBootcamp戻すだけですから。これでハードのコア部分を守れると考えれば楽なものです。ま、AppleさんがBootcampにファンコントロールを実装してくれるのが最も良いんですが、色々な兼ね合いでまだ実装には至っていません。Bootcamp2.1から3.1になるタイミングで期待していましたが、4.0以降になりそうな雰囲気のようですね。ここ1、2年は耐える年です。

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と、ここまでがあって初めて温度対策の基本部分完了です。

このあとでようやく去年のエントリーで言うところの冷却台を入れましょうってことになるわけです。皆さま基本はきっちり押さえましょう。

僕がよく使っている「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」の他にも、「Input Remapper」というソフトもありますが、こちらはレジストリもごりごり書き換えてしまうので僕は敬遠しています。この「Input Remapper」というソフトはBootcampのハードウェア機能自体全部やっちゃおうという主旨のソフトなので、輝度調整やキーボードマッピングなども出来ますが、やはりシステムが少々不安定になるような印象がありました。(バージョンUPしたらまた試してみますが…更新頻度は…お忙しいようで…)

ただ、この「Input Remapper」にもメリットがあります。それはスライダを動かすだけで機械的にファン速度を上げる事が出来ます。「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」は温度によってじわじわファンが回っていくので、目的のファン速度へというよりは、目的付近のファン速度へという使い方になります。
(例:CPU側の左は4000rpmくらいへ、GPU側の右は4500rpmくらいへ、といった感じで気持ちを持っておきましょう)

他のファンコントロール方法としては、MacOS上で「smcFanControl」、もしくは「Fan Control」を使ってファン速度を決定し、Bootcampで再起動するという手もあります。シャットダウンしてしまうとハードウェアコントロールはリセットされますが、リスタートであればコントロールは維持されます。面倒ですが、これも手かもしれません。

これはどちらを使っていもよいでしょう。「smcFanControl」はメニューバーに載せる事ができる上に温度と回転数を表示してくれますので、これらをモニターしながら調整することも可能です(「Fan Control」はアプリケーションウィンドウからのみ)。

ただ、これらも上の「Lubbo’s MacBook Pro Fan Control」と「Input Remapper」の違いのように、「Fan Control」は、最低回転速度と最高回転速度を設定し、現在温度に合わせて回転数を変えてくれるものなので、回転数が希望のところに来るまで待ち時間が必要です。
しかもBootcamp(XPの場合)だとすぐ上がるCPU、GPU両氏の温度も、MacOSXだとなかなか上がってきません。

なのでMacから回転数設定をするなら、「smcFanControl」の方がいいでしょう。

あとはもうそもそもBootcampは使わずに、あくまでもMacOSXを起動した上で仮想デスクトップソフトでWindowsを再現するというのもあり です。「Parallels」や「VMware」を使えば、一つのアプリケーションということなので当然ファンコントロールは機能します。
当然これに関しては、Bootcampを使うメリットであるマルチコアパワーを最大限に活用するという観点から見て、速度低下をどれだけ妥協できるかによりますが…。ハードの最大性能を考えればBootcamper万歳とはなります。

というわけで久々に相当長いエントリーになりましたが、基礎なので、MacのBootcamperの皆さんの快適なデジライフをお祈りしております。

はやくIntel 7i搭載のMacBook Pro出ないかなぁ…と。

Lubbo’s MacBook Pro Fan Control(Win)
Input Remapper(Win)
smcFanControl(Mac)
Fan Control(Mac)

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